システムエンジニアの主な仕事は、システムの設計・クライアントとのやり取り・マネジメント業務である。
クライアントの要望に合わせて基本設計・詳細設計を行う。マネジメント業務ではグループをまとめ、期限に合わせてスケジュールと予算を管理する。
プログラミング後に行うテストなどで問題が生じた場合、早急に修正スケジュールとクライアントへの説明を行わなければならない。
高度な技術に加え、コミュニケーション能力やマネジメント能力が必要となる職種である。
積極的に知識や技術を磨き市場価値を高めれば、高い評価と収入が期待できる。

システムエンジニアの求人を探す際、一般的なサイトよりも専門サイトを閲覧するのが得策である。システムエンジニアは専門職となるため、ある程度の技術が備わっている人しか閲覧しないIT業種専門サイトなどに求人広告が掲載されていることが多い。
他社との比較や多数の企業へ応募する際は、一般サイトと併せて利用した方が良い。

企業を選ぶ際、残業手当や在宅勤務制度によって適切な企業を選択できる可能性がある。
システムエンジニアは非常に残業や休日返上が多い職種である。企業によっては残業代が一部しか支給されない所もある。
基本賃金が高額でも、残業手当が出なければ非常に損をしてしまうので必ずチェックした方が良い。
また、女性であれば出産・育児などに関する制度も重要である。残業が多く出産後すぐに復帰するのが難しい職種のため、在宅勤務制度があれば出産後すぐでも一定の収入を確保できる。
自分の都合に合わせ、賃金や立地以外にもこれらの部分にも注目すれば適切な企業が見つかるだろう。